マコモタケの歴史
■歴史
マコモタケは漢字で書くと「真菰」と書きます。
マコモタケは、古くはお釈迦様がその葉を編んでムシロを作り、その上で病人を治療したという話が残っています。
また、お釈迦様がとても可愛がっていた象に、マコモタケの葉を食べさせたという話も有名です。
「そんな昔から?」と驚かれるかもしれませんね。
実は、米よりも古い穀物で、古代ではマコモタケも含めて「六穀」だったそうです。
アメリカインディアンが食べていた ワイルド・ライスと言われるものが、このマコモタケだといわれています。
出雲大社などでは、しめ飾りなどの神事にも使われてきました。
一部の地方で お盆に使われるキュウリとかナスなどの馬は、「送り馬」とか「かつぎ馬」と言って、ずっと昔は、マコモタケで作っていたそうです。
「かつぎ」という言葉は、「マコモタケ」の方言か、古語かとも言われています。
■その他の利用法
また、マコモタケの葉とか、マコモタケの粉は漆のつや出しにも利用されます。
粽(ちまき)を巻いたりする。羊羹(ようかん)をこれの葉で巻いたのもある。
マコモタケの根を粉末状にして風呂に入れると、水が腐らないと言われています。
一説には水を腐らせる湯垢や体から出る老廃物を、マコモタケの耐熱菌が分解してしまうからとも。すぐれた体内浄化作用をもち、アトピーや切り傷などに いいのではとも言われています。
あれこれありますが、要はそんな古くから私たちの生活の中にあったということです。
こんなに生活に密着していたというのに、私たちは今までマコモタケに関心が薄すぎました。
